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成瀬誠志 陶博園 細密画花瓶① 東京薩摩 薩摩焼 美濃 茄子川焼,美術館からの電話・・・成瀬誠志 | 小説家の気まぐれブログ,美術館からの電話・・・成瀬誠志 | 小説家の気まぐれブログ,なんと、樋口一葉の兄、絵師虎之助（奇山）の作品が横山美術館で,なんと、樋口一葉の兄、絵師虎之助（奇山）の作品が横山美術館で,製作品数の少なさから幻とも言われる成瀬誠志(1845-1923)の細密画花瓶を出品致します。おまめ1982 中村梅山 向付 五客 共箱 猪口 【k3237】。一対で製作されたものですが、もう一品は別出品としております。備前焼　山本雄一　茶碗　共箱。併せてご参照頂ければ幸いです。長丸皿 染付 古伊万里 銘 角福 変形皿 花唐草。明治期の薩摩には、周知のように鹿児島の本薩摩・京薩摩・横浜薩摩・東京薩摩・大阪薩摩・神戸薩摩・金澤薩摩などがあります。NO97 染付け　皿　呉須絵　切込焼。成瀬誠志は東京薩摩に分類されているようですが、彼は美濃茄子川の出身です。江戸後青手九谷　吉田屋手大皿　直径37.8㎝　東Y6-1213③タルサ。明治3年頃までは茄子川焼の陶工として働いていましたが、明治4年の春、夜逃げ同然で東京に出ました。初期伊万里　秋草文徳利。東京までの320KM以上の距離を妻子を連れて製陶道具を持って歩いて旅したそうです。古伊万里、鶴首、徳利　【修善寺】。それでも翌年の明治5年には芝の増上寺山内に自らの窯を築いて、いわゆる東京薩摩の制作を開始したようです。古伊万里　輪線　赤絵壺　水指。そして寝食も忘れて細密画の研究に没頭し、その描写を見た誰もが感嘆したといいます。古染付　古伊万里　八寸皿　3点　タトヒサ　東さ6-1214①。日本の陶磁器コレクターとしても知られる動物学者エドワード・モースは、こうした薩摩焼風陶器の細密画の元祖として成瀬誠志を挙げています。九谷焼 光峰 花詰 金彩色絵 花生け 飾壺 共箱 昭和レトロ。火事などの災難や苦難もあったようですが、明治15年には奇山が弟子入りしました。初期松代焼　白釉緑彩こね鉢　荒神町窯と思われる　江戸時代後期頃。この奇山は樋口一葉の兄です。李朝　筆架　幅約13.5㎝　タルチ　東さ6-1214①。やがて、明治19年には、本格的な制作の場を求めて茄子川へ帰郷し、「陶博園」と名付けた陶房を構えました。陶芸　萩焼　額皿　香月。さて、本作は「陶博園」との銘がありますので、明治19年以降の茄子川時代の作品と思われます。中国骨董　清　「大清乾隆年製」銘　青花花文花瓶　花入れ　唐物　華道用具。「劉貞徳」の銘もありますが、これは彭城貞徳の雅号で、欧米に遊学したこともある図案家です。白岩焼　壺　骨董　アンティーク　古道具　民芸。高さ15㎝ばかりの小品ですが、この頃の薩摩焼はむしろ小さな作品にどれだけ細密な絵付けができるかを競った面もあり、写真でお分かりのように、虫眼鏡が必要なほどの驚異的な細密絵付けが施されています。中国明時代小壷、染付け。口縁部や高台近くなど目が届かない部分にも手を抜くことなく、丁寧かつ細密な筆致で成瀬独特の文様が描かれています。Ｒ１５６　蓋置　『中村翠嵐造』『紫交趾』『六瓢透し』　共箱　茶道具。一品一品をこのような手間をかけて作成していたのですから、残された作品数が少ないのも首肯できます。柿右衛門　錦鶉文蘭鉢。小品でありながら、ここまで描き込んだものも、また一対で残されたものも多くはなく、貴重な作品だと思います。谷嵐山　釘彫。ワレ、カケ、ヒビなどの瑕疵はありません。伊万里 草花文 色絵 三つ鉢 [B31402]。尚、私の出品写真と本説明文をそっくりそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが最近いくつかあるようです。中国古玩　ペルシャ紬　壺　高さ21㎝　東の6-1213①。ご注意下さい。西岡小十　絵唐津茶碗。